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10.3三角戦法という存在

横歩取りの話の続きです。
今回はなぜ2四歩を突く前に7八金とするのかについて書きたいと思います。
飛車先の歩を伸ばしていったのに、▲2四歩を決行する前に金を上がるのは一貫してないように思えます。
相掛かり△8七歩の変化は角道が空いているため無いのです。
参考:相掛かり△8七歩の変化


8七歩が無いのでとりあえず2四歩としてみますか。
 3三角戦法

これで後手優勢と言うわけではありませんが、先手はここから左に玉を囲い、後手は7七の桂馬を攻める戦いになるため先手が面白い変化ではありません。
棋譜を見て気付いた方も多いと思いますが、この変化に似ている変化がゴキゲン中飛車にあります。


▲7七桂▲3八銀の変化は桂頭を攻めてゴキゲン中飛車が勝ち易いようです。
▲7七銀▲4五角で互角の戦いになります。

では横歩取り型の3三角戦法のときも7七銀でいいのでは?
7七銀の変化

「と金」と「歩得」の戦いです。

この変化が嫌な場合は後手は3三角戦法を採用しないこともできます。
△3二金
△3二金と上がる
先手は横歩を取れないので飛車を引くことになります。
もし横歩を取ると

馬の存在が大きく後手が良いと思います。
よって横歩を取りたいなら6七の歩に紐がついている必要があるのです。
▲7八金は8八の角と6七の歩に紐を付ける一石二鳥の手でした。
相掛かりは有力ですが枝が多いのでここでは追いません。

次に、横歩を取るために▲7八金と上がった後を考えます。
後手の金上がりを省略するとどうなるでしょうか
△8六歩▲同歩△同飛の変化が気になります。
3二金と上がらない変化
これについては次回書こうと思います。
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No title

横歩取りの序盤で▲7八金を省略しての▲2四歩は実は結構難しいですよね。
▲2四歩△同歩▲同飛△8八角成の場合
▲同銀△3三角▲2八飛△2六歩に、すぐに▲4五角と打つ手もあるようです。
以下は△2二飛▲6三角成△2七歩成▲5八飛のような変化が考えられます。
馬vsと金という感じの将棋になり、
先手がわざわざ飛び込む順ではないかもしれませんが、
どちらが優勢というようなことも言いにくく、難しい将棋ですよね。
以前関連の記事も書いたので良かったらご覧ください。↓

http://alcoholyk.blog60.fc2.com/blog-entry-45.html

相掛かり△8七歩の変化の24手目以降はどうなるのですか?

相掛かり△8七歩の変化の24手目以降はどうなるのですか?

この局面ではどちらを優勢と判断しているのでしょうか?
この後の勝利への手順が知りたいです。

21手目の▲8三角ですが、▲2二角が最善手だと思っていましたが、
▲4五角、▲6五角、▲5八金左、▲8三角もそれぞれ有効だと思っていました。

結局、▲7八金と上がらずに▲2四歩と突くのはそれ程悪い手ではないのでしょうか?

Re: 相掛かり△8七歩の変化の24手目以降はどうなるのですか?

24手目の形勢判断ですが、後手が1歩得しており、また2三の歩も後で取れるので後手がだいぶ指し易いと思います。25手目は手が広い所なのでこれ以降の手順は追いませんが、方針は2三の歩を取り切り飛車を使える形にするのが良いと思います。

また、コメントの21手目に▲2二角とするのは△2四歩で完封になると思いますがいかがでしょうか?

最終的な評価としましては▲7八金省略の▲2四歩は、先手に主張点がない展開になるため悪手だと言えます。
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